ブレイゼンの魅力

洋食系のシェフの方に向けて作られた専用包丁が、『BLAZEN(ブレイゼン)』です。
この新ブランドは、全日本司厨士協会北陸地方本部の方々の協力を得、シェフの方々の経験に基づいて作られました。
「長すぎず、細すぎず、太すぎず」、現在の料理体系に合った機能性を考慮しました。 従来のデザインをそのままに、伝統の鍛造技術を応用し、いかに切れ味を高めるかに挑戦。 そして完成したのがこの『BLAZEN』シリーズです。
一度使えば、その使いやすさと素晴らしい切れ味に驚くこと間違いなしです。

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「BLAZEN」名前の由来

BLAZE(炎、強い光、きらめき)とZEN(禅)を合わせた造語。
料理人の熱い心と、澄み切った切れ味を誇る包丁が一体となったとき、素晴らしい料理がうまれることを表現。

BLAZENの特徴

最高の切れ味!

徹底的に切れ味を追求し、永切れする包丁を求めました。
また、峰が厚く、刃の部分は薄いうえに、研ぎやすくなっています。

硬度が高い!

粉末ステンレスハイス鋼を素材に、内側は鋼、外側は軟鋼材で成型しHRC61ー62の高度があります。 これによって刃に粘りが出て、サビに強くなっています。折れず、曲がらず、刃こぼれしにくくなっています。

握りやすいハンドル!

ハンドル部分は水に強い木材を使用。
また、手が疲れない重さなので、長時間の使用も楽々です。

私も愛用しています

レストラン ジャルダン料理長

 ドイツをはじめ世界的に有名なブランドの包丁も各種ありますが、越前打刃物は、ひけをとらない素晴らしい包丁です。
 私は料理によって使用するナイフを選んでおりますが、これだけで仕上がりが違います。これら包丁は自分が使い込むことで、手に馴染んできます。
『BLAZEN』はこの馴染み具合が自分にぴったりくる包丁なのです。
指先と同じような感覚を覚え、また、しなり、切れ味、全てにおいて完璧なものといえるでしょう。 この使い心地は、料理人の調理道具に革命を起こすかもしれません。

切れ味のヒミツ

BLAZENを生み出した伝統の技「火造り鍛造」

 鍛造とは金属材料を打撃加圧することによって目的の形状にすることです。 鍛造の種類にはいろいろありますが、BLAZENは、刃物鍛造にとって最も適した「火造り鍛造」で造られています。

 刃物の火造り鍛造の利点の一つは、鉄は熱してたたくことによって延びるという性質を利用し、材料をソツなく目的の形、バランスにすることです。 昔、「鋼 (ハガネ)」が大変貴重だった時代(今でも貴重ですが…)、少ない鋼(ハガネ)でより多くの刃物が出来ないだろうか?と考えた先人たちの知恵です。
次に、火造り鍛造の利点は、鋼(ハガネ)は打ち延ばすことによって、肉眼では見えませんが、鋼(ハガネ)の中の炭化物などが細かく砕かれ微細化します (これを鍛錬といいます)。それを約800℃の温度にまで熱して長時間かけて少しづつ冷ますこと(焼鈍)によって砕かれ尖った炭化物が丸くなります(球状化)。 これによって刃物になった時、刃に硬さや粘りが出て永く切れやまない刃物が出来るのです。
(まだ、焼き入れという大事な工程がありますが…)。このことを顕微鏡や組織分析機のない時代、先人たちは経験でわかっていたのです。

「粉末ステンレスハイス鋼」使用で切れ味長持ち

 BLAZENの素材には「粉末ステンレスハイス鋼」を使用。硬度は、HRC62~63を保っています。 内側には鋼(ハガネ)、外側は軟鋼材のサンドイッチ(クラッド)構造で、研ぎやすく、折れず、曲がらず、刃こぼれしにくくなっています。

 包丁材料を作るとき、今までは鉄を溶かし、その中へいろいろな合金成分を混ぜて溶かし、それを大きな容器に注いで固め 作っていました。 この時、包丁材料は容器の中で固まるまでに、比重差、融点差、その他いろいろな条件が重なってしまい、一つの塊の中ではどの位置を採っても 均一な材料にするにはとても困難でした。そこでこの合金成分を含んだ溶湯を霧吹き状にして、再び焼き固める技術、『粉末冶金法』が出来るようになりました。 こうすることによって材質の偏りはなくなり、炭化物は細かくて、又まんべんなく均一な高合金新材質の刃物鋼が出来上がったのです。(※下図参照)
 これによって、焼き入れ硬さの均一性が得られ、刃のへたりが減少し、刃の粘りが得られより長切れするのです。 長年の経験、研究の結果、生まれた材料です。まさに最新のテクノロジーの結晶と言えるでしょう。

洋包丁と和包丁の良さを兼ね備えたBLAZEN

 海外で作られる洋包丁と越前打刃物の包丁とは構造が違うのをご存じですか?
越前打刃物の包丁は「地鉄」を割り、溝を入れて「鋼(ハガネ)」を入れ込み、「鋼(ハガネ)」と「地鉄」を鍛接していきます。 これは古来からの日本刀の手法を応用したものです。海外で使用されていた剣、例えば、古代ローマの剣闘士が使用していた剣をみてみますと、 日本刀に比べて、刃がかなり太くて厚みがあります。これは、戦いの時、刃が欠けたり、折れたりするのを防ぐために、 太くて厚みのある刃にならざるをえなかったからです でも、日本刀は「細い」のに刃が折れにくい、欠けにくい、切れる、しなる、と言った長所を生み出しています。
 海外の剣が全鋼で出来ているのに対して、日本刀は中心には「地金」それを外側から「鋼(ハガネ)」で包んだ二重構造になっています。 海外の剣に比べて細い日本刀が、刀と刀がぶつかり合う衝撃に耐えられるのはこの為です。 しかもその鋼(ハガネ)は、鍛錬を繰り返し鍛えられた強い鋼(ハガネ)です。
 洋包丁と和包丁の良さを兼ね備えたBLAZENは、機能性、耐久性ともに最高の逸品です。