越前打刃物の歴史
1332年 前後 (正慶年間) |
刀鍛冶千代鶴国安、越前に来たり住む。 |
1538年 前後 (前後天文年間) |
武生に打刃物専門の大鍛冶屋、西鍛冶屋の2戸があらわれる。 |
1664年 (寛文8年) |
鎌・菜刀が越前国の名産品として『大安院殿御時代雑録』に記される。 |
1742年 前後 (寛保年間) |
武生の「鎌」と「なた」が名産品として『越藩拾遺禄』に記される。 |
1772年 前後 (明和・安永年間) |
武生の鎌問屋商人成立。 |
1790年 (寛政2年) |
鍛冶仲間定法所ができる。 |
1815年 (文化12年) |
武生の鎌が『越前国名蹟考』に名産品と書かれる。 |
1826年 (文政9年) |
町奉行より鍛冶仲間定法がでる。 |
1863年 (文久3年) |
鎌の年産額80万7千丁、価格2万両。 |
1874年 (明治7年) |
「府県物産表」編集される。越前鎌の生産額全国第1位。 |
1927年 (明治15年) |
越前打刃物同業組合製造試験場新築。ベルトハンマーが初めて使用される。 |
1935年 (昭和10年) |
越前打刃物卸商業組合成立。越前打刃物工業組合認可。 |
1938年 (昭和13年) |
福井県金物行商組合結成。 |
1941年 (昭和16年) |
福井県野鍛冶工業組合結成。 |
1951年 (昭和26年) |
商工協同組合共同作業場発足。 |
1953年 (昭和28年) |
越前打刃物研究会発足。 |
1964年 (昭和39年) |
越前打刃物を材料に組み立てた「昇竜」を制作。現在JR武生駅構内に展示。 |
1976年 (昭和51年) |
福井県刃物工業団地協同組合設立。 |
1979年 (昭和54年) |
越前打刃物業界初、国指定伝統工芸品となる。 |
1980年 (昭和55年) |
越前打刃物伝統工芸士8名認定証交付。 |
1982年 (昭和57年) |
越前打刃物産地協同組合組合連合会設立。越前打刃物シンボルマーク制定。 |
1985年 (昭和60年) |
伝統工芸品として承認された包丁・鎌・なた・刈込はさみに伝統的工芸品 産業振興協会指定の伝統証紙を貼付することとなる。 |
1992年 (平成4年) |
越前打刃物工業協同組合と福井県刃物工業団地協同組合が合併し、名称を越前打刃物協同組合に変更。組合員29名となる。 |
1993年 (平成5年) |
池ノ上工業団地に越前打刃物会館を建設。 |